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私の場合、幸運だったのは人生の早い段階で『やりたいこと』が定まっていたことです。大学1年生の時に特別養護老人ホームで夜勤アルバイトをして、『介護』の世界に触れました。人のお世話をすることも好きですし、お年寄りも好きですので、介護の仕事は楽しかったです。ただ、介護士として働くことが、自分のやりたいことかというとそうではありませんでした。では、何が私の心を鷲掴みにしたかというと、〚世界に先駆けて超高齢社会に突入した日本は、高齢化問題の解決策を示すことで、世界でリーダーシップを取ることができる〛です。こんなエキサイティングなチャンスのある分野は、他にはあまりないように思います。

私が介護の道を志した1年前の2000年に介護保険が始まりました。これからは福祉の措置ではなく、サービスとしての介護が始まる。まだまだ誰も手掛けていない見渡す限りのブルーオーシャンです。これはものすごいチャンスだ!!と、この事実に気づいた瞬間に、私の人生の軸は定まりました。

私がやりたいことは、世界でリーダーシップが取れる新しい介護を創ること、です。日本の介護保険は素晴らしいシステムですが、福祉の措置から積み上げられた介護保険の枠に収まるサービスだけでは、きっと高齢者は満足できないはずと考え、日本を出ました。もちろん、介護現場でしっかりと日本の介護を学び、日本人介護士という軸を創ってからです。

その後、アメリカとフィリピンで介護業界とは異なる分野で働きました。意識して介護業界から離れたわけではなく、日本人介護士としてのポジションだけでは生活が立ち行かなかったからです(苦笑)。簡単な話、お金が稼げなかったから別の仕事をせざるを得なかったのです。従って、自分の軸は日本人介護士として置いておきながら、その軸から離れた場所で新しい生活圏を築きつつ、軸(日本人、介護士)との関連性を見つめていました。

新しい国や異業界にチャレンジすることで、軸の周りをくるくるくるくると回っているような感じです。天体に例えるのであれば、太陽の周りを公転している地球のようなものでしょうか。初めの数年間は悶々と太陽の周りをまわり続けていることにもどかしさもありました。やりたいことは介護関連の仕事なのに、それだけに集中出来ない。だからといって日本に帰る選択肢はなかったので、ひたすらチャンスを待って回り続けるしかありませんでした。

しかし、そうやって回り続けていくうちに、自分の軸(日本人、介護士)を客観的に、そして俯瞰的に見る視点が持てるようになりました。あるときは軸に内在し、あるときは軸に外在しとそれを繰り返すことで、全く新しい介護を創造することができるのではないかと考えるようになりました。海外に出てお金が稼げなかったことで気づけた新しい発見であり、まさに自分にとっては怪我の功名でした。

おかげさまで、今では日本の介護業界に向けてチャレンジしてみたいアイデアがいくつも出てきました。そのアイデアを実践するのが2019年の私の仕事だと考えています。ところで、地球が太陽の周りを公転していることは皆さんご存知だと思いますが、実は太陽も時速70,000kmのスピードで銀河を回っています。下記の動画を見ると太陽系の動きがよくわかるかと思います。宇宙のすべては螺旋状に進化しているのですね!

立ち止まっていたら、地球船から落っこちてしまいそうですね(笑)本当に変化の激しいこの時代、介護業界はこれからがさらに面白くなってくると思います。皆さんと協力して新しい介護を創っていき、世界に発信していきましょう!!来年もどうぞよろしく願いいたします(^^)/